バックパッカーが辿り着いた本当にやりたかったこと。

仕事とライフスタイル

2020年も最後の1日になりました。普段ならば特に一年を振り返ることなく海外でエビ釣りをしながら現地の友達とお酒を飲んでいたりするのですが、今年は大きく時代が動いた一年だったので振り返りをしてみようかと思います。

まえがき

12月31日に書いているので、この記事が読まれるのは1月になると思いますが、「こんな事を考えていた人もいたんだ」くらいの気持ちで読んでいただければと思います。

2013年に海外ホテル暮らしを始めて早7年。ビジネスを勉強し「好きな時に好きな場所に居られるライフスタイル」を続けて来ました。

それと並行して「仕事の仕組みを作るがテーマ」の旅でした。

1度作り上げてしまえばずっと手放しで回り続ける仕事の仕組みを作るのが好きで、ビジネスの仕組みを世界を旅しながら学び、幾つかの仕組みを作りました。

遠い存在だったヨーロッパも観て回りましたが、旅先で好きだったのは主に南国で、途上国と言われる国で多くの友人を作りました。旅と言っても、一緒に居る人が誇れるような人であるように革靴を履いて綺麗目のパンツ姿で暮らしていたので、お金が無い時から現地の裕福な層の人たちに可愛がられて多くのことを教えていただいた旅でした。

特に学んだのは、途上国で豊かになった彼らのお金に対する考え方です。
今まで「どうやって貰うか」にフォーカスして来た自分にとって、お金を先払いして社会に対して価値を提供して行く世界観。経営者の景色は、僕が暮らして来た世界とは別世界の話でした。

不思議と今も思うのは、この人生は生まれて2度目の世界じゃないかということ。
それ程、お金に対して考え方が変わった日常というのは、世界の見え方が変わるきっかけになりました。

たった一つの考え方を頭にインストールしただけなのに、今まで可能性なんて無いと思っていた世界が可能性に溢れ出し何でも出来るような気持ちに変わって行くのです。

2012年にバックパッカーで初めて泊まった宿。

この頃は「使えば無くなる。どうすれば支出を減らせるか」が頭を支配していた世界。どうすればお金を稼げるかとずっと考えていて、辿り着いたのは先ほども話で触れたように「自分以外の外の社会に対してじぶんのお金で価値を提供すること」。

こんな考えで、2013年から幾つかの会社を経営しながら旅を続けて来ました。

旅をしながら動かしていた会社の一つ

1月頃に約200万円で抑えた綺麗目な空き物件に、海外から入ってくるはずだった在庫が入って来なくなったのがコロナの始まり。

海外では国内でも移動制限があり、工場に出社出来ないから生産が出来ないとの理由で生産と物流が止まってしまいました。運が良かったのは、昨年の段階で別の倉庫に十分な在庫を準備していたこと。

それでも、ハイシーズンが終わって消費意欲が無い中で届いた倉庫いっぱいの商品と現金一括支払い2500万円は大きく(むちゃくちゃびびった)どうやってこの時代に商品の価値を伝えられるか悩みに悩みました。

悩み抜いた答えは、新商品の展開ではなく「オンとオフが無いライフスタイルでの暮らしの提案」。変わりゆく社会のど真ん中に提案することにより会社は進化しました。来年もコロナ禍で絶えず進化が必要になりますが、進化して歩んで行く予定です。

本当にやりたかったことは何か。

帰国後の二週間隔離制限で、好きだった海外での暮らしが容易に出来なくなり、国内旅行と大好きな魚釣りをして過ごした日々は楽しかったものの、どこか空いた心の中の空白。

毎日が好きで溢れていた日々とのギャップは何か悩み抜いた結果、ずっとやりたかった事に手をつける事にしました。

それは単に審美歯科だったのですが、白くなった歯を見て知ったのは「じぶんの理想を叶えている時が一番楽しいんだ」ということ。遊びも仕事も理想を追求すること以上に心の底から楽しいことは無くて、旅をしながら生きる人生というのも本質はここだったのかと自分を知った2020年。

いろいろ大変な一年でしたが、立ち止まってからこそ知れた本質もあり、目指すべき未来を知れた最高の一年でした。

2020年もあと少しで終わってしまいますが、2021年はきっともっと好きな一年になると信じて年明けを迎えようと思います。

わたし

素敵な年越しを!

神谷純平

この記事を書いている人

わたし

WEBで仕事を作り、仕事を仕組み化して旅を続けている神谷純平といいます。

場所と時間にとらわれず「好きな時に好きな場所で仲間と笑ってご飯を食べたり、水族館でしか見れないような魚を釣る生活」を今日も世界中の何処かで送っています。
台湾で暮らす親友に会いたい時に会いに行きたくて2013年に家を断捨離してホテル暮らし10年目。

ひとりの変わった女の子に会って人生を変えたわたしのストーリーはこちら!

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お母さんが言ってたの!人生をワクワク生きる為には、荷物を持つ不安よりも大切な◯◯を持ちなさいって。

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人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことじゃなくて、将来が見えてしまうことなんだ。

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