断捨離が行き過ぎて家まで無くなった話

「好きな時に好きな場所で笑ってご飯を食べる生活」をテーマに1年のほとんどを海外で旅しています。カバン一つで世界を回る旅人、世界中で仕事を作るよ。夏が好きすぎてだいたい南国生活。

地元が育てた夢 幻の魚アカメを追う。釣りのポイントと場所・タックル選びまとめ【四万十川・高知浦戸湾】

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生命がぎゅっと詰まった四万十川

時に、忘れないうちに書き留めたいものがあって、そんな時にブログというのはとても有難い存在だと思う。

世界を旅するライフスタイルも四年目が終わりそうになった今、敢えて日本でやりたいことをやってきた、今日はそんなお話です。

大学を休学して日本一周の旅に飛び出て、正直いまいち得られたものは無かったけれど、一つだけ旅を通じて心の奥から感動したのが、高知の四万十川の川辺に降りた時の、あの今まで感じたこのない唯一無二の世界観だった。

360度から聴こえる鳥の声。それが一種類じゃなくて少なく見積もっても十種類以上の鳥の声が鳴り響いていて、川沿いには今まで見たことのないカゲロウのが大群をなしていた。

生命がぎゅっと詰まったあの感覚を忘れられずにいて、いつかまた行きたいと思っていた高知県。

そして再度訪れたその時には、釣れるか分からないあの幻の魚を釣り上げたいと思うようになっていた。

 

あの幻の魚を釣りにやって来たのは

何かを始める時にはいつも、『人生は思い通りにしかならない』という言葉が思い浮かぶ。今までもそうやって来て、きっとこれからもそうなんだと思う。

アカメを釣り上げたことのある青年と繋がり、飛行機を取って、旅先のタイから高知県までやって来た。勝負は三日間。集中してやる。

青年と現地合流してひとまず高知市内で腹ごしらえ。鰹のタタキが美味しすぎて驚いた。目の前で藁焼きで仕上げてくれたので香りが口の中に広がって夢心地。

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腹ごしらえを終えたら、さっそく釣りの準備だ。
事前に用意していたラインはPE3号にリーダーが80lb。PE3号が20kgの重さに耐えられて、80lbは36kgの重みに耐えられる。

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念の為に100lbを買った方がいいと言うので100lbを念のために買って、定番のミノーと餌釣り用の針とサルカンを購入(以下参照)

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ちなみにネットの時代だからネットで確実に揃えて行きたくなるところだけど、アカメ釣りに限っては現地の釣具店が以下の理由でとにかくお勧め。

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ピラルクを釣った時にも見なかった、一体どこで使うんだという漁業用の針が普通に置いてたりして、高知の釣具屋は見ているだけでも時間が経ってしまうほど面白い。

 

 

アカメの習性とポイント

魚を釣るには習性を知ることが必要だ。高知に入り釣り師に話を聞いて知ったのは、アカメは淡水よりも海水を好む魚だということ。雨が降ったら、川では塩分濃度が下がって釣れなくなるほど塩分に敏感らしい。

そう、四万十川のイメージが大きいアカメは、実は大多数が海にいる。

 

アカメ釣りの仕掛けとエサ

信じられないかもしれないけど、アカメを釣る時の餌は25cm〜50cmの生きた魚だ。てっきりフナでも釣って餌にすると思っていたけど、フナくらいだと餌にもならないらしい。

仕掛けは、太めの16号の針を結んだシンプルな仕掛け。ほぼメコンオオナマズの仕掛けと同じで物凄くシンプルだけど、50cmの魚が餌というのは頭が付いていかない話。


ルアー釣りの場合もビックベイトがかなり効くらしいが、大物で口が硬い為フッキングが難点かもしれない。。

 

高知浦戸湾・アカメ釣り一日目

今日の朝一匹釣れたので確実にいるはずです!と、今回の強力な助っ人に声をかけていただき釣りを始めたのが夕方の六時。

そこからひたすらポイントを探りながら待つ。
潮の動きが大きくなり、波が立って来た時に釣れるかと思いきや釣れない。

気づけば、深夜0時を過ぎても釣れないでいた。

それにしても夜空が綺麗すぎる。夏になると空に白い帯状の天の川が見えると子供の頃に聞いていたけど、それはいつしか架空の話だと思っていた。でも、今ここで見える景色は確かに天の川だった。

『釣れませんね〜一度コンビニ行きましょう!』と言ったのが午前一時。

気づけばカラカラになっていた喉を潤す。

これは、三年間釣りをしてやっと釣れる魚だと言われているのも、分かる気がする。

それほどに反応がない。30メートル先に見えた小魚の群れに餌を投げ入れる。

あまりにも急だ。ギュンという釣竿が急に曲がった音がして、何か魚がかかった。アカメだ!船の下に潜られないように竿を立てて引っ張るも、一瞬で噛みちぎられる。

今日はもう終わりかと思った朝二時。

次は、今回のガイドを引き受けてくれた青年の番。『来た!』竿が大きく海に向けて曲がり、糸が引き込まれる。

で、で、かい。

浮かび上がって来た魚は赤い目をした、まるでワニのような巨体だった。大切に引き寄せて陸に誘導する。

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その場に居合わせた人が全員、自分ごとのように嬉しくて、皆んな足が震えていたと思う。

地元の人がビニールシートを出してアカメを大切に扱っている姿を見て、このアカメがこの土地でどんな存在なのかを目の当たりにした。

そして、その後粘ったが、朝四時に納竿。戦いは次の日に託された。

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高知浦戸湾・アカメ釣り二日目

昨日得た情報を元に、可能性を出来る限りあげる為にやれることはやることにした。

まずはタックルの強化!PE3号をPE4号にして、リーダーはマグロ釣り用の140lbを導入。アカメの歯は鋭くはないが、針の刺さる場所によっては変に力が加わることがあるので、念には念を。

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また、アカメはどう猛ながらも音に敏感そうだったので、いつも履いている靴をこの時ばかりは音が響かないサンダルに買い換えた。

そしてもう一つ、ボラ釣りをしている人が釣ったボラをアカメに食われる事件が多いと聞いたので、じゃあボラを寄せてはどうかと撒き餌を購入。

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きっと一匹の魚にここまでやる人はいないだろうけど、本気で獲りに行きたいので、様々な仮説を立てて可能性を出来る限り上げて確実に獲りに行く。

地元の人が遊びに来てくれたり、人の出入りがありながらもあっという間に迎えた深夜0時。今日も見事に釣れなくて、釣りをスタートした夕方六時から大きく時間が経っていた。

撒き餌効果も驚くほどなくて、撒き餌を打ってもアカメどころか小魚さえ寄ってこなかった。そこで経った仮説は、そもそもベイト(小魚)がいないから浅瀬にアカメが移動しているんじゃないだろうか。

そう考えたのが朝の二時。

そっと足音を立てずに、生き餌を堤防沿いに投入。
すると、今まで元気の無かった魚が、見たこともないスピードで駆け抜けた。いる。そう確信してから三十分。

ギュン!!

見る見るうちに沖に走る魚、アカメだ。

青年が的確に釣り人の常識を破るようなアドバイスをしてくれる。

『クラッチを切ると走らなくなるのでクラッチを切って!』

クラッチを切って糸を出してあげるとアカメの動きが止まった。何やらアカメは抵抗がなくなると大人しくなるらしい、、!

『エラ洗いをさせたら一気に弱るからエラ洗いに持っていって!』

エラ洗いは針が外れる可能性が高いので普通はやらないのがルールと言ってもいい。だが、アカメは確かに大人しくなった。

その後も、怒らせないようになだめるようにというアドバイスを聞いて、見えた魚体はでかい、、

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105CMのメーターオーバーのアカメだ。

決して、一人では辿り着くことの出来なかった夢の一匹だった。クラッチを切るというアドバイスが無ければ取り込めなかったかもしれない、不思議な暴れ方をする巨体。それは、僕が昔感じた生命力の塊のような存在だった。

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透き通った赤い目に銀色の鱗があまりにも美しくて、手に取っていたい、だけど、早く海に帰してあげたい、ずっと手に取っていてはいけないような、そんな美しさがあったアカメ。

ずっと心のどこかで追い求めていた夢を叶えて、どこか心がスッと軽くなった気がした。次はどんな世界が待ちうけているのだろうか。そう思いながら、堪えきれぬ興奮とは裏腹に意識を失うように眠りについた。

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使用したタックル

・アブガルシア ワールドモンスター WMCC-654M MGS
・シマノ 07メタニウムMG
・VARIVAS CastingPE MAX POWER ×8 PE4号
・VARIVAS Casting Shock Leader MAGURO 140lb

 

アカメ釣りのポイント

高知浦戸湾全域の防波堤にアカメは確実に付いています。河川の場合も塩分濃度が高い流域がお勧めです。また有名なスポットに関しては釣具屋さんの店員さんが丁寧に教えてくれるので、一言聞いてみてください!
 

この記事を書いているひと

一年のほとんどを海外で旅しながら仕事をしているJUMPEIといいます。
会社員を辞めて、念願の「好きな時に好きな場所で笑って仲間とご飯を食べる生活」を世界中で送っています*

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神谷純平 

 

 

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