機内持ち込みでロッドとリールは海外に持っていける話。【世界に釣竿を持って行き魚釣りをしよう!】

日本を出て魚釣りを楽しもう!

2013年から国際線を月に1本以上乗ってきたので、世界の航空機事情にはかなり詳しくなってきました。特に僕の旅のスタイルは鞄一つで旅に出ることなので、特に機内持ち込みの知識に関しては日本でも3本指に入るのではないかと思います。

釣り道具のどこまでがパス出来てどこからがアウトなのか。そこに関しては航空会社のホームページや世界の通関の英語記事を読んでも、はっきり言って参考になりません。

今日は、世界の釣り道具持ち込み事情をまとめていきます。以前までは基本的に現地調達だったのですが、釣り好きとして道具を持ち運ぼうと思い今に至ります。

ロッドは60cm以下で持ち運べるものを。

国際線機内持ち込みの絶対条件としてアジア・ヨーロッパ共に世界基準で定められているのは、持ち込むモノの全長が60cm以下であるということです。

実際には鞄の中で斜めに入れられるので少し超えても大丈夫なのですが、まず前提として機内持ち込みのロッドで海外で釣りをするには、60cm以下で持ち運べるコンパクトロッドが必要になります。

もちろん強度はそこそこあるものです。海外で出逢ったせっかくの大物を道具のせいで逃す。なんてことは僕的には絶対なしです!そこで色々と調べてたどり着いたのが、これ。

https://www.purefishing.jp/product/abugarcia/fw-rod/world-monster/world-monster.html

詳しくはこのオフィシャルサイトを読んでいただければ、このロッドの素晴らしさがわかると思うのですが、世界のモンスターと言われいる怪魚対応のタックルです。

WMCC-654M MGSというモデルが全長53cm。WMonster WMSC-734Hというモデルが全長60cmになります。全長60cmのモデルが、今現存している日本のコンパクトタックルで最も強いと言われているのですが、私が持っているのは釣りごごちを重視したWMCC-654M MGSです。

この記事の最初の写真、ピラルク約1.8mも余裕で上がったので強度に問題はないかと思います。日本の魚で言うとシーバスの70cmほどであれば、ネットを使わずに抜けるくらい頑丈です。

リールは一番好きなものを。

海外で大物を狙う際、ドラグ性能がいいもの、耐久性が高いもの、飛距離が出るもの、ラインが十分に巻けるもの。リールに関しては言い出せばきりがないと思います。ここで書くまでもないと思うのですが、僕は思うんですよね。。とにかく好きなものを使えばいい。

ということで僕は過去に使っていたスコーピオン アンタレスの最新モデル16アンタレス DC HGとステラを機内に持ち運んでいます。※ラインは危険物として見られないのでご安心ください。

ルアーのフック(針)は機内に持ち込めるのか? 

ルアーに関しては手荷物ではなくて預け荷物であれば100%海外に持ち出せると思っていただいて構いません。ただ、僕のように鞄一つで行く場合、出国審査の際の荷物スキャンで止められる可能性は大いにあります。

逆にいうと出国審査の際の荷物スキャンでパスをすれば、入国の際に止められる可能性は限りなく0です。
※成田空港・関西国際空港は危険物として見なされずに止められないことが多いのですが、地方の空港は職員さんが特殊な旅人(釣り人)に慣れていない為、止められることが圧倒的に多いです。

ただ、止められたら一度航空券の受付カウンターに戻り預ければいいだけので、時間に余裕を持ってチェックインを済ませていればOKです。※ハサミやペンチは手荷物検査で引っかかります。

毎日釣りをしながら世界を飛び回る

会社員をやめて海外を飛び回るライフスタイルを始めて数年。いざ海外に出てみると意外や意外で、僕みたいに世界を旅をしながら仕事をして暮らしている人が一定数いることを知りました。

日本にいるのが窮屈に感じる人が一定数いるのは確かですが、そこに対して僕も含めて一定数の人は海外に出る為の方法を知っているということです。

でも僕はこの生活をしていて一つ不満に思うことがあります。
それは、海外で旅をしながら暮らしている人の中であまりにも釣り好きがいないことです。釣りは一人でするのが楽しいんですが、一度きりの人生の中でやっぱりそれを分かち合える仲間がいないのは残念です。

この記事を読んで同じ境遇の方がいましたら是非ご連絡ください。一緒に海外で釣りをしましょう!

追加情報

2016.12.12追記
現状、ルアーも10個以下であれば基本的に機内持ち込みの検査をパス出来ています。メタルジグなど形状が刃物のようでなければ大丈夫そうです。

2017.08.27追記
台湾から出国時に、釣竿を凶器とみなされ没収されるという話をよく聞いています。台湾出国時は預け手荷物で持ち出すことを強くお勧めします。

2019.11.25追記
香港は出国時にルアーと針とペンチを没収されることがあります。
韓国で腰に巻くタイプの救命胴衣を預けたら没収されました。抗議後、パラオまで届けてもらいましたが、手荷物で持ち込む方が無難です。

2020.2.6追記
マレーシアのKLIA2で乗り換えの際に、エビ釣り用の針を没収されそうになりました。その後、没収されるのであれば預けると言い他のレーンに行ったところ没収されずに通過出来ました。再度購入出来るものであればいいですが、エビ釣りの道具など特定の国でしか入手が困難な道具はスーツケースで預けた方が無難かもしれません。

2021.7.27追記
GTフィッシングで使えそうなロッドを探していたのですが、オフショアスティックの70シリーズが大型のスーツケースに入るサイズでかなり便利です。40kgのサメも余裕で上がるくらい強度と粘りがあり気に入っています。
https://www.smith.jp/product/salt/olp/olp.html

この記事を書いている人

わたし

WEBで仕事を作り、仕事を仕組み化して旅を続けている神谷純平といいます。

場所と時間にとらわれず「好きな時に好きな場所で仲間と笑ってご飯を食べたり、水族館でしか見れないような魚を釣る生活」を今日も世界中の何処かで送っています。
台湾で暮らす親友に会いたい時に会いに行きたくて2013年に家を断捨離してホテル暮らし10年目。

ひとりの変わった女の子に会って人生を変えたわたしのストーリーはこちら!

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お母さんが言ってたの!人生をワクワク生きる為には、荷物を持つ不安よりも大切な◯◯を持ちなさいって。

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